新年あけましておめでとうございます。



 2005年。新しい年になった。ブログを作ってみた。

社会全体として、ますます「きな臭い」社会になりそうが横溢だ。だが、ぼくとしては、自分のやりたいことに忠実に生きていくことができたらいいなと思っている。今の不全感を、少しでもこの場所に書き残していければいい。




 「ポーラーエキスプレス」を観た。映画館は人でいっぱいだ。人込みにくるとくると少し苦しくなる。

「破稿 銀河鉄道の夜」という芝居を、高校生と作ったばかりだったので、映画が「銀河鉄道の夜」かどうかが気になって観に行ったが、鑑賞後、全然関係ないことに気が付く。むしろキリスト教的な倫理観がはっきり見て取れた。宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」のような、東洋的な輪廻の中で、無常感をたっぷり感じさせられることはない。日本人的感性は刺激させられないのだ。