シーズンまっただ中



 久しぶりの休日。高知県東洋町白浜まで車でひとっ走り。夏休み、土曜日の海水浴場は、7月初旬のウィークデイとは違い、人出でにぎわっていた(といっても都市近郊の海水浴場からしたら、これはガラガラに違いない)。聞こえてくるイントネーションとアクセントは、関西方面のものが多い。


 ビーチパラソルをしつらえ、早速泳ぎ出す。海風が吹いていたので、海はそれなりのさざ波と、少々のうねりがあったが、内湾で遠浅の海水浴場らしく、非常に泳ぎやすい。ここはネットやロープに囲われておらず、かなり沖まで泳いで出ることができる。湾内の海面に、いくつか赤い旗を掲げたブイが浮かんでおり、位置と距離の目安になる。休憩しながら3kmほど泳いだだろうか。もっとも、7月初旬に行ったときには、カツオノエボシと遭遇したので、少し警戒しながら泳ぐ。



カツオノエボシWikipediaより)人にとって非常に危険な生物である。触手に強力な毒をもち、刺されると強烈な電撃を受けたかのような激痛がある。患部は炎症を起こして腫れ上がり、痛みは長時間続く。二度目に刺されるとアナフィラキシー(アレルギー反応の一種)を起こし、ショック死する危険がある。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%84%E3%82%AA%E3%83%8E%E3%82%A8%E3%83%9C%E3%82%B7


 砂浜では、ビーチパラソルに戻って読書。読んだのは、この本。人込みにまぎれて、安心している人達にまぎれて読むにはふさわしいのではないかと思ったからだ。