「Flames of War: Fighting Has Just Begun」


 見つけるのに時間がかかってしまった。イスラム国の広報目的のプロパガンダ映画「Flames of War: Fighting Has Just Begun」を見る。こちらのブログの記事が秀逸で、ぜひ観たいと思っていたのだった。映像は下のリンク先に。


https://pietervanostaeyen.wordpress.com/2014/09/28/the-flames-of-war-the-fighting-has-just-begun/


 見るからに荒っぽい出来だ。サブリミナルが埋め込まれているのか、ただ単に荒っぽい編集なのか、判断に苦しむ。騒々しい音も神経にさわる。そしてラストの処刑シーン。実際にイスラム国は捕虜や市民を次々に惨殺しているという。なぜこれほどまでに荒ぶるのだろう。イスラムと西欧の対立が生み出した鬼っ子の、そのあまりの荒々しさに、何だか気分が沈む。


 こうしたリクルートは功を奏し、NHKによると世界80ケ国から1万5000人の戦闘員が集っているという。