フォックスキャッチャー
大富豪がアマレス金メダリストを殺す実話の映画化「フォックスキャッチャー」は、作り手の悪意が見える後味の悪い傑作。ホモセクシャルな暗喩、本格的で偏執的なレスリング場面、繊細で鬱屈した狂気。フィルムで撮影したと思しき寒々とした映像は必見。https://t.co/9VpJBqKJsG
— 古田 彰信 (@furutaakinobu) 2015, 5月 23
世間では、コメディアンであるスティーブ・カレルの狂気の演技が評判を呼んでいるようだが、オイラはレスリング場面をちゃんと作っているところを評価したいな。
モデルになったマーク・シュルツが、出来上がった作品を見て怒ったそうだ。コンプレックスにまみれた鬱屈した精神を暴き出す、きっぱりと悪意に満ちた映画である。