「TPPをめぐる議論の間違い」東京大学 鈴木宣弘


 以下引用。


 大震災によって、6月までの参加表明の決断は先送りされたけれど、情報開示も、国民的議論もしないまま、11月のAPECのハワイ会合に間に合うように滑り込むというような、要するに国民に対する「不意打ち」が起こりかねないと懸念されたが、案の定、10月になって、その事態は表面化した。
 しかし、ここまで、徹底して、情報は出さずに、国民的議論は回避して、強行突破しようとするとは予想以上であった。ぎりぎりまで情報を隠し、議論を避け、「不意打ち」的に参加表明しようとする、この政治姿勢は、もはや民主主義国家の体を成していない。


「TPPをめぐる議論の間違い」東京大学 鈴木宣弘
http://tpp.main.jp/home/wp-content/uploads/d58e252c5ea75e0feb1ae7c3d802d9f7.pdf


京都大学准教授・中野剛志氏 視点・論点「TPP参加の是非」


TPP参加は震災復興の妨げになる。
TPPは日本にとって何のメリットもない。