成毛眞「本棚にもルールがある」(ダイヤモンド社)その1
新しい年度。
心機一転、勤務校の常駐部屋の整理と清掃、模様替えを行う。
勤務校では、職員室にいるよりも、こちらの部屋で仕事をしている時間が多い。
これが昨年までの部屋。モノであふれかえっている。
昨年度のオイラの無意識を表しているかのような状況。
一方、こちらが模様替え後の部屋。
ドアは閉じていることが多かったのだが、ドアも廊下側の窓もできるだけ開放して、高校生にも部屋の中の様子が見えるようにした。
部屋は、正面中央にある本棚で、廊下側と窓側に仕切られている。廊下側は高校生が自由に出入りできるスペース。奥の窓側は教員のスペースである。
生徒スペースの本棚には、古い大会冊子やパンフレットが雑然と並んでいたのだが、これを撤去し、高校生が興味を持ちそうな「私物の本」を並べた。
壁にはシネフィルBOSE氏にもらった、社会問題を扱った最近の映画のチラシを。
そして、本や書類の隙間なく詰め込むのではなく、隙間をあけることを心がけた。
隙間を空けることで、新しいものが入ってくることができるから不思議である。
そして、本は「面陳」(雑誌や本を棚に立て、背ではなく表紙を見せて陳列する方法)までしてみた!
どんな心境の変化があったかについては、次の更新で。
「荷物置き場」と化していた、校内の常駐部屋の清掃を始める。来年度は、高校生が自由に出入りできる部屋にして、高校生が読みたくなるような本棚を置こう。落ち着ける場所にしよう。成毛眞氏によると「理想の本棚」は「2割の余白があること」だそうだ。http://t.co/1sKaS06A8m
— 古田 彰信 (@furutaakinobu) 2015, 3月 27