室戸岬・灌頂ヶ浜で泳ぐ



 8月某日、室戸岬の灌頂ヶ浜で泳ぐ。
 灌頂ヶ浜は、岩礁で囲まれた岩場のプール。干潮時がベストなのであるが、諸事情で今回は満潮近くにエントリせざるを得なかった。外からかなり大きな波が押し寄せてきていた。ここにはクマノミのいるポイントがあるのだが、そこにすら行けなかったのが残念。


 室戸岬周辺が世界ジオパークに指定されたこともあるのだろうが、ボランティアの方々が、いろいろなところで観光客等に説明をされていた。ちょうど小学生に説明されている方がいて、そばでいっしょに説明を聞いた。「南海大地震が起こったとして、何分で津波がここまでやってくると思う?」答えは「3分」。さすが四国の南東端。それを聞いたせいか、灌頂ヶ浜でいい気になって泳いでいる最中も、オイラは「地震が来たらどうしよう」と考えてしまうのだった。案内所のところに避難場所はある。海中にいる状態から、あそこまで3分で逃げることはできるのだろうか。


 まず無理だと思いながら、読んだ本がこちら。