第37回四国地区高等学校演劇研究大会


12月26日(水)


10:50〜11:05 開会式
11:10〜12:10 上演1 徳島県小松島高等学校
          田上二郎 作 「補習授業は暑くて長い」(顧問創作)
13:00〜14:00 上演2 高知県立高知追手前高等学校
          フェルナンド・アラバール 作 「戦場のピクニック」(既成)
14:20〜15:20 上演3 香川県立坂出高等学校
          中村勉 作 「全校ワックス」(既成)
15:40〜16:40 上演4 愛媛県立松山東高等学校
          曽我部マコトと松山東高校演劇部 作 「海がはじまる」(顧問生徒創作)
17:00〜18:00 上演5 徳島県立城ノ内高等学校
          大窪俊之 作 「三歳からのアポトーシス」(顧問創作)


12月27日(木)


 9:30〜10:30 上演6 高知県立春野高等学校
          別役実 作 「いかけしごむ」(既成)
10:50〜11:50 上演7 香川県立丸亀高等学校
          豊嶋了子と丸高演劇部 作 「いつかのさくら製麺所」(顧問生徒創作)
12:40〜13:40 上演8 愛媛県立川之江高等学校
          越智優 作 「みえにくいアヒルの仔」(既成)  
14:00〜15:00 上演9 徳島県立富岡東高等学校羽ノ浦
          川瀬太郎 原案 村端賢志 作 「避難」(顧問創作)
15:10〜15:50 生徒交流会(審査)
16:00〜17:00 講評
17:00〜17:20 閉会式


■会場■
徳島県郷土文化会館 あわぎんホール
徳島県徳島市藍場町2−14)



 日程表を丸亀高校演劇部のHPよりいただきました。会場の徳島県郷土文化会館あわぎんホールは、かつて周辺の水際に立ち並んでいた藍蔵をイメージして作られた名建築(設計西山夘三・施工竹中工務店)。繊細さはないが、力強いカタマリ感はなかなかのもの。


 阿波藩は、淡路を合わせても26万石にすぎなかったが、藍の生産がさかんで非常に豊かな藩だったという。明治はじめ、1873年の調査(日本地誌提要)では、徳島の人口は、なんと全国第10位(5万人)。今は101位だから、当時の徳島の隆盛ぶりがわかる。吉野川上流から運ばれてきた藍は、徳島の新町川沿いの「藍蔵」に船で集められ、大坂方面へ出荷されていた。県郷土文化会館のあたりは「藍場町」と呼ばれ、この「藍蔵」が立ち並んでいた一帯である。